死ぬまで生きろ!

死ぬまで生きろ!
HMV レビュー
ソウル・フラワー・ユニオン史上最長時間収録のジャンボ・マキシ・シングル!
2010年第2弾シングルは、元旦リリースとなった『アクア・ヴィテ』同様、ほぼフル・アルバムのような充実の1枚に。スティール・パンの陽気な音色に乗り突き刺さるパンチライン、「死ぬまで生きる 我等の掟」。だからこそ「やるべきことはたくさんある」と、生きることの悦び、尊さをしっかり噛み締め、歌い、踊る。常に時代と誠実に向き合うソウル・フラワー・ユニオンの強く頼もしい魂が八街に響く。Black Bottom Brass Bandのブラス、赤木りえのフルート、ヤヒロトモヒロのパーカッションを伴い、プリミティヴなカリブ・サウンドを昇華しているあたりもさすがのセンス。
おたのしみのカップリングには、2010年1月17日に急逝した浅川マキの名曲カヴァー「かもめ」。最近のライブでも頻繁に取り上げられているためファンにはおなじみの1曲。1997年には、内海洋子歌唱による「ちっちゃな時から」(マキシ・シングル『宇宙フーテン・スイング』のカップリング)をカヴァーしている彼らだが、ここでは上村美保子がヴォーカルを担当し、再び浅川ブルースに慈愛を捧げている。
ライヴ・テイクは、「殺人狂ルーレット」、「アル・ファジュル」、「酒と共に去りぬ」、「夏到来」といった人気(&レアな)レパートリーに加え、『ワタツミ・ヤマツミ』所収の「夕立とかくれんぼ」、そして、ニューエスト・モデル時代からのレヴェラーズ・アンセム「外交不能症」と、古くからのファンにも納得の選曲。「死ぬまで生きろ!」のインストを含め全9曲46分の闇鍋歌舞音曲秘宝館。
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